さて、みなさん、どんなことに夢中になっているのか・・・
その一組が、「大阪市立ろう学校和太鼓サークル【たつの子】のかたがたです。
聴覚に障害のある生徒さんたちとコミュニケーションをとりたくて、
手話辞典を抱えて、毎週水曜日にろう学校へ通いました。
しかし、筆談のほうが速くて・・・・
末梢神経障害で、あまり指が動かない私の汚い文字を、
皆さん、必死に読んでくれました。
そして発声できる生徒さんは、音声で答えてくれました。
文章にイラストを添えて返事をくれた生徒さんもいます。
また、行くと、ひとつずつ手話を教えてくれました。
「かっこいい!」
「今日は暑い!」
「彼氏?」etc・・・
体育館いっぱいに、和太鼓の力強い音が響きます。
私の体にもずんずん!!!
全身が和太鼓のリズムでおおわれます!!
練習中に、指にマメができたり、皮がむけたり・・・・
笑いながらみせてくれます。
先生の指導のもと、全力で太鼓に向き合う生徒さんたち。
中学・高校生11人の和太鼓サークル【たつの子】。
いつしか、生徒さんたちに、親近感を覚えるようになっていました。
ろう学校で練習がある日が楽しみになってきたのです。
「癒されて」いたのです、生徒さんたちに・・・・
生徒さんたちの笑顔と、若さと、力強さが、
日々の生活・仕事に疲れきっていた私を
間違いなく癒してくれたのです。
生徒の皆さんには「アンケート」という形で、
和太鼓に対する思いを書いてもらいました。
まもなく、放送される番組で、どのように紹介するかは、
聴いてのお楽しみです!
そして。
このアンケートや、筆談してきた多くのメモは、私の宝物。
大事にとっておきたいと思います。
今回の取材では、聴こえない、ことがどういうことか、
あらためて教えてもらいました。
ある生徒さんと一諸に、近くの駅まで歩いていたとき・・・
(私は電動車いすです)
急に車が左折してきて、ふたりとも轢かれそうになったのです。
クラクションが聞こえた私は、その生徒さんの服をひっぱり、
間一髪、助かりました・・・・
このような危機は、聴こえないかたにとって日常なのです。
せめて、ウインカーを早めに出すとか、
角を曲がるときはゆっくり曲がるなどのマナーを
運転者には守ってほしいし、
教習所でも、移動困難(こんな言葉もなくなればいいのに)な人たちがいることを
教えてほしいと強く思いました。
私一人だったら、その車を追いかけていって
文句を言ったかも・・・自己防衛には限界があります)
マナーを守って、譲り合い、安全に移動したい・・・・
私が手話を覚える日が早いのか。
「ともに生きる」社会実現のほうが早いのか。
後者であってほしいと願います。

