●2月13日放送分は「桑名流ともに生きる?桑名正博さん」と題し、
ミュージシャンの桑名正博さんと息子さんの錬さんに
ご出演頂きました。
放送できなかった部分で共感できたのが
「音楽でもなんでも、障害者やからこれでええねん、っていうのは
違うよね」という言葉でした。
確かに、障害があることで、いろいろ不便なことはあります。
でも、何かの「プロ」をめざしたりする場合、
「障害者だからこれでええねん」と自分でおもってしまったら
そこで終わり・・・です・・・。
私自身、プロの端くれのキャスターとして、いつも取材・収録は
全力投球です。
でないと、成長しない・・・。
プロじゃない・・・。
やっぱり、あいつは障害者だから、と思われてしまう。
・・・結果、無理をすることもありますが
フリーキャスターとなった今、自分で自分の健康管理には
万全を期しています。
それはプロとして当たり前のこと・・・。
なぜ、こんなことを書くかというと、毎年、あるイベントの司会をさせて
頂いており、障害当事者の中に、そういった考えを持っている人が
少なからずいることに気づいたからなのです。
その人ができる「精一杯の表現」を舞台で発表するイベント。
でも、出演者の中には、遅刻しそうになったり、
他の演技者も見ず、自分だけ舞台で発表して
帰っていく人もいます・・・。
ん~・・・。
そのイベントのコンセプトは「障害者の芸術文化発表」の場。
日頃からの活動を、大きな舞台で観客の皆さんに
見てもらう、というもの。
同じ舞台に上がる者同士、他の人の「成果」をきちんと見届けるのも
参加することに含まれているのではないか?
と疑問を抱いています。
今年もそのイベントは続きます。
私が司会をさせてもらえるかどうかわかりませんが
私は、舞台の袖ですべてのかたの「自己表現」を
じっくり拝見させて頂いています。
それが司会者としての務めでもあると思うから・・・。
「障害」が重度のかたであればるほど、
「成果」の重みを感じるナガサキです。
桑名さんが番組中で歌ってくださった 「WONDERFUL WORLD」
「お互いがお互いの気持ちを思い合える世界、
なんて素敵な世界なんだろう」という訳詞に
そのイベントのことも思い出しながら
「音楽」が人の心を揺さぶる力の大きさを知り、
桑名さんの音楽の魅力の虜となった番組でした・・・。
「ともに生きる」
一言で言えば簡単ですが、実現までの道のりは
はるかかなた・・・。
それでも、なにもしないより、何かを始めることで
世界は変わっていく・・・。
そう感じさせられた桑名さんのお話でした。
桑名さんの歌は、ますます渋く、研ぎ澄まされて
聴く者の心を打つ、お宝ものでした・・・。

